無意識の活性化のための３番目のことは、大嶋先生のブログ、無意識の旅、本などを聞いたり、読んだりすることである。
もちろん、大嶋先生のものとは限らない、吉本先生のCDや本、エリクソンの動画や本でもいい。
そういったものを読む目的は２つある。
ひとつは、意識でも理解することである。無意識の活性化と言いながら、意識が最大限、抵抗していたらなかなか効果は現れない。
「鰯の頭も信心」という言葉があるが、そうではないのである。
何でもかんでも信じるというのは全く違うのである。いわゆる信仰とは違う、疑っていい。だから、答えを保留しつつ、ブログを読んだり、動画を見たり、本を読む。
保留である、丸ごと信じ込むのでもなければ、疑ってすぐさま拒絶するのでもない。
疑いが出たら、その疑いを捨てようとかすぐ解決しようとかせずに、疑いを持ったまま、読み続け、聞き続け、見続けるのである。
そこで起きてくるのは、意識と無意識の統合である。
もうひとつは、そうすることによって、私たちは、大嶋先生だったり、吉本先生だったり、エリクソンの脳のネットワークにつながる。
無意識さんに直結しろと言っていることと矛盾しているではないかと言われそうだが、私たちは常に何かしらの、人の脳のネットワークにつながっている。
けれど、ふだんつながっているのは、自分を支配する人たちのネットワークである。
それを切り替えて、大嶋先生や吉本先生やエリクソンの脳のネットワークにつながり、自由を得る。
そういう自由を得て、最終的に無意識さんと直結するのである。
