クエリは、別名、中指ビンゴとも言われる。
(詳しくは、「本当の私よ、こんにちは」(大嶋信頼)参照)
具体的なことを聞いて、手をぶらぶらと振り、指が曲がるかどうかで自分の心の言いたいことを探っていく。
最初は、よくわからない。
指が曲がったというより、何だか、指に微妙な感触があるのかないのかそんな感じである。
そして、そんな時は、絶対、YESになるようなことを聞くといい。
「私は人間ですか?」
指に反応があってYES
「私は男性(女性)ですか?」
指に反応があってYES
「私は働いていますか(働いていませんか・学生ですか)?」
指に反応があってYES
そうしたら、本にも書いてある通り、食べたいものあるいは自分に健康によい食べ物を聞いてみるといいかもしれない。
コンビニで、
「私が食べたいものはトンカツ弁当ですか?」
反応しないのでNO
「私が食べたいものはサンドウィッチですか?」
反応しないのでNO
「私が食べたいものはバナナですか?」
指に反応があってYES
そんなどうでもいいことで聞いてみるのがポイントである。重要なことで聞くと、最初のうちは意識的になってしまう。
そうして、聞いてみたら、それに従ってみる、すると面白いことが起こることもある。
そんなことを繰り返しているうちに、だんだん、指の反応がはっきりしてくる。
そうしたら、何でも聞いてみたらいい。
ただ、未来のことは聞かないほうがいいかもしれない。未来は私にとって不確定のことだから、私の心と言えど、わからない。心は神様ではない。
また、未来のことでなくても、指の答えには(心に聞くも同じだが)、揺らぎがある。
同じことを聞いても、ある時はYESだったり、ある時はNOだったりする。これは、ごくごく普通のことだ。心は心であって、神様ではないから、時と状況によって、答えは自然に変わる。
さらに、よほど慣れないうちは、自分ではない他の人のことは聞かない方が無難である。
心は私の心なので、他人のことはわからない。
「あの人は私のことを〇〇と思っていますか」と聞くのではなく、
「私があの人に〇〇と思ってもらうにはどうしたらいいですか」と自分に引き寄せて聞いてみる。
もちろん、これはあくまで原則なので、未来のことも他の人のことも教えてくれることもある。でもそんな時は、とにかく盲信しない。
疑いがあるものは、とりあえず保留しておく。
私たちの無意識は、私たちが疑って保留したからと言って怒りはしない、むしろ、その慎重な態度を喜ぶように思われる。