ようやく、不調の波から脱して、少し前はこの不調の前の状態ぐらいには戻ったのです。
けれど、この気温のアップダウンが関係しているのか、それとも他のことが関係しているのか、おとといぐらいから、また波に飲まれてしまい、だるくて何をする気にもなれませんでした。
迷いましたが、思わず、友人に遠隔で、レイキか心の癖の改善を頼みました。
友人の言うところでは、心は心の癖の改善を示して、「強迫的な思考で不安になる」とのことです。
その日の20時ぐらいに、友人は心の癖の改善をしてくれたのですが、やってもらっている間、低周波治療機にかけられているようなレイキの振動を、頭から足の先まで、ずっと感じていました。
以前、遠隔で受けた時より、強烈に感じました。
友人のレイキが強くなっているのか、それとも、一度、直接に受けたから脳のネットワークがつながりやすくなっているのかもしれません。
終わってもなお、しばらく、レイキが流れているのを感じ続けていました。
友人の方ではやっている間、5,6歳の子供の私がイメージで見えたそうです。
苦虫を噛み潰したような表情をしていて、孤独感を感じているようだったとのことです。
だんだん表情が明るくなっていき、軽やかな印象に変わっていったということです。
次の日、朝、まだだるさは残っていて、一度起きてからもう一度横になってしまい、何とか1日を送れそうだと思ったのですが、
だんだんとだるさが激しくなっていきました。
それで、予定をキャンセルして、だるさに抵抗せずにじっとしていました。
何だか、やたらに空腹感が酷く、しかも子供が食べるようなものが食べたくてたまりません。
心に聞くと、食べてもOKということだったので、子供が食べるようなものをかなりの量、食べました。
夜寝ると、夢を見ました。
5,6歳からは成長したのか、私は小学生ぐらいになっていて、母親のいる家から遠く離れて、どこか知らない街を自転車で彷徨っているのです。
自転車で彷徨っている間、いろんな人と出会います。
それは、初恋の女の子だったり、友達の男の子だったり、知らないけれども親切なおじさんだったり、おばあさんだったりお爺さんだったりします。
彼らとコミュニケーションをとるたびに、別れ際に、綺麗な飾り紐をくれるのです。
ひとりが一本、女の子は赤い紐を、友達は青い紐を、おじさんは緑の紐をといった具合です。
私は右の手のひらを開いて、その紐を受け取るのですが、その時、手のひらに相手が触れる相手の指先の温もりをまざまざと覚えているのです。
そのたびに、私はぐんと力を感じました。
昼は、夕方になり、さらに夜へと移り変わっていきます。
小学生の私は、どんどんと年齢を重ねて行って、最後は中1ぐらいになりました。
私は紐を右手首に巻いたまま、家に帰ろうとしました。
けれども、家への道はなかなか見つからず、とうとう真夜中を過ぎ、明け方になり、次の日の朝を迎えてしまいました。
けれども、ようやく、家を見つけて帰ると、案の定、母親はカンカンでした。
母親は怒って、私の手首にかかる紐の束をちぎろうとしました。
でも、それらはちぎれず、余計、怒るのです。
その姿を見ていると、私の頭は何だか、どんどんと冷静になって、
子どもの私は、母親に言い放ちました。
「もう、あなたが私の母親である時は、私があなたの子どもである時は、終わったんだよ」
母親はその場にヘナヘナと座り込んでしまいました。
私は、母親に別れを告げ、また家を後にするのでした。
…
今朝、この夢を見たのですが、気がつくと、身体中が汗でびっしょりでした。
そして、何だか、静かに回復しているようでした。
あの子どもは、私のインナーチャイルドだったのでしょうか?