無意識さんとともに

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催眠の現象学130 今日のフォーカシング

もう、この頃、フォーカシングすることが楽しくて、フォーカシングすると楽になるので、もうフォーカシングなしの生活が考えられないようになっています。 今日も今日とて、フォーカシングしてみました。 喉の奥が少し苦しい感じ こんにちは (息が漏れるよ…

催眠の現象学129 湧き水

昨日、ある人にしていただいた催眠の感じについてフォーカシング お腹の中からコトコトと水が湧き溢れる感じ この湧水のほとりには小鳥が止まって首を上下に動かして水を飲んでいる こんにちは、あなたはそこにいるんだね ええ、こんにちは、ここにいるよ あ…

催眠の現象学128 もうひとつの母なるもの

人に言われた、愛情深いということでフォーカシングをしてみました。愛情深いという言葉をつぶやいてみると 胸の奥深くでガラス玉が鳴るような感じ ガラス玉とガラス玉がぶつかって音がなっている感じ 大きなガラス玉が中心にあって小さなガラス玉が周辺にあ…

催眠の現象学127 フォーカシングのような、自分へのスクリプトのような

いい感じについてやったフォーカシングの記録(からだの中の感覚を探ってみると)お腹で月が照ってるような感じ満月で辺りの夜空をぼうっと照らしている涼やかな感じこんばんは(鈴が鳴るような声で)こんばんは(月は湖面の上に出ていて、湖面には静かな波…

催眠の現象学126 ALL OK

ここのところ、ずっと、フォーカシングと心の癖の改善を毎日続けてきて、もう1ヶ月以上になりました。 外側では、いろいろなことが起きているのですが、不思議と言っていいほど、心がざわざわしません。 前の自分だったら、どうにもこうにも気になってニュ…

催眠の現象学125 からだの中の泥へとくだる

ずっと空を飛びたかったんです。 40過ぎまでよく空を飛ぶ夢を見ました。 夢の中で、さっと向こうから風が吹いてきて、走り出すと体がふわっと浮くんです。 そんなことを繰り返しているうちに、だんだんとグライダーのように滑空できるようになって空を飛べる…

催眠の現象学124 母なるものからの卒業〜もうひとつの赤い靴

FAPを一通り終えた後、毒親としか思えない母親のイメージはセピア色に変わり、まるで他人のように思えたんです。 私にとっては大きな解放だったことを覚えています。 母の呪縛からの自由でした。 ところが、どうやらその後も私はなおも、いろいろな人やもの…

催眠の現象学123 いつかは花の咲き乱れることも

前に小説を読んでいたら、土を素材にしたフレンチの料理が出てきて、思わず、『わあ、汚い』と思ってしまいました。 土というか、泥というか、それは綺麗なイメージではないんです。 けれど、ある本には、「人は土から生まれ土にかえる」と言われていたりし…

催眠の現象学122 自分自身に共感する

昔、EQという感情指数を測るテストを受けたら、共感性の項目が異常に高かったことを覚えています。 いわゆるエンパスだったのかもしれません。 もっとも、それが本当の意味の共感性なのかどうかは疑問に感じるところではあります。 ところで、共感という時、…

催眠の現象学121 自分自身を満たす

この頃は、「自分自身を満たす」ことに集中しています。 「自分自身を満たす」とは、自分自身を養い育てると言い換えることもできます。 カウンセリングや人間関係で、人から満たされることはありますし、それを拒絶する必要はありません。 けれど、永久に、…

催眠の現象学120 フォーカシング2

今日はいたって晴れやかですが、「今、自分は十分に申し分のない、健やかな、OKな気分でいられるだろうか」と問いかけると、 頭部に微かな重さを感じます。「この感じは、自分が置かれた状況や生活の中の問題、存在のあり方などと、『どこかで何か』響き合い…

催眠の現象学118 この世はみんな敵ばかり

「ですから、この世をも、この世にあるものをも愛してはいけません。それらは時が来れば滅び去るものだからです」 私がこの世界や人に対する敵意を持っているのはキリスト教の影響なのかもしれないと思っていた。 けれど、キリスト教を卒業しても、もう悩み…

催眠の現象学119 フォーカシング1

「この世はみんな敵ばかり」という思いを身体の中に探ってみる。 すると、首から背中にかけて凝りというか重苦しさを感じる。 しばらく、この感じとともにじっと一緒にいてみる。 … 「こんにちは」 「おやおや、私のことなんてあなたは忘れているものとばか…

催眠の現象学117 無数のきらめきを映し出す瞳

コナン君が言ったように、「真実はいつもひとつ!」だと私は思ってしまうんです。 例えば、無意識について、フロイトとエリクソンの見解は全く逆のように思えるし、また今学んでいるフォーカシングをつくったジェンドリンは、そもそも無意識なんてないと言っ…

催眠の現象学116 無意識の6層

無意識には、いろいろな層があるらしいです。 無意識という言葉を、ある人はある意味で使い、また別の人は違う意味で使い、どちらの無意識が本当なのかと混乱したりすることもあるかもしれませんが、それは無意識の違う層があることを知らないという単純な話…

催眠の現象学115 不思議な1点

この頃は、自分の頭の中にいつも冷たい、シーンとした感覚の1点を感じるんです。 どうも、この1点は、瞑想やら心の癖の改善(性癖改善)を重ねていくなかで生まれたようらしいです。何か予想外のことが起こってパニクるとか、落ち込むとかは、もちろん、今…

催眠の現象学114 自分の中の赤ちゃんに出会う

先天性なのか、後天性なのか、私にはASD(自閉スペクトラム症)の傾向があるらしいです。 ASDの原因はいろいろと言われていますが、ひとつには、オキシトシンの低下が言われています(「自閉スペクトラム症」岡田尊司 p.95)。 オキシトシンは愛情ホルモンと…

催眠の現象学113 今、フロイトを学ぶのは

今、読書会の2時間ぐらい前で、このブログを書いています。 前にも書いた通り、今まではミルトン・エリクソンの本を取り上げてきたのですが、今回は、心の声に従って、フロイトの「夢判断」を取り上げるわけです。 意識的な自分としては、何を今さらフロイ…

催眠の現象学112 自分の感覚を取り戻す

一昨日から昨日の昼にかけて、心がシーンと静かで、波一つない湖面のようでした。 とても気持ちがよくて、自分の感覚がありありと感じられました。 自分軸で生きるとはこういうことなのだと思ったんです。 外で、いろいろなことが渦巻いていても、巻き込まれ…

黎明〜鬱からの回復 75 蛍

一緒に暮らす、そんなことをしたら、もうキリスト教の世界には戻れない。 そうしたら、もうはざまではない。普通の人の世界に、クリスチャンが罪のこの世と呼ぶ世界に完全に足を踏み入れることになる。 光や古くから知っている人たちに何て思われるだろうか…

催眠の現象学111 さらりとした感覚

キリスト教を卒業したのですが、H神父は今でも、永遠に私の恩人なんです。 私がどん底でもう死ぬしかないと思いつめていた時に、日本中の牧師や神父に電話をしたのですが、ほとんどの人は、電話の向こうでビビっているのが感じられたんです。あるいは、聖書…

催眠の現象学110 手放せば心に花の開く

朝、瞑想みたいなものをしているんですが、この頃は、そもそも瞑想をするかどうかも、指を振って心に聞きます。 『昨日は瞑想を50分したから、今日は1時間かな』、そんなふうに自分では思うのですが、心は、今日は30分と答えてきます。 さらに、いつもこの…

黎明〜鬱からの回復 74 逆のエクソダス

私はさらに驚いて息を呑んだ。 「藤堂さんが?」 私は、自分がもはやキリスト教も神も信じていないことを忘れて、思わずびっくりするぐらいの大きな声で聞き返した。 誰もいない店内に自分の声が響いていることにハッとした。 「そう、私が」 どうしてと言い…

催眠の現象学109 FAP・催眠・心の癖の改善による三位一体的な心の問題の解決

昨日に引き続いて、今日も心の癖の改善(性癖治療と呼ばれる直傳靈氣の手法)を自分にやってみました。 今まで、友達に主に遠隔でやってもらっていたのですが、セミナーを受けたのでセルフでできるようになったのです。 やると、頭がスッキリして、視界が明…

催眠の現象学108 カリスマとは違う龍の鱗

カリスマってわかりやすいです。 いろんなカリスマがいますが、カリスマって何のカリスマかに関わらず、キラキラして明らかに普通の人とは違うオーラを身に纏っています。 そんなカリスマに憧れたり、自分もカリスマになりたいと思うのは当然かもしれません…

催眠の現象学107 心の声に臨機応変に従う自由

一度決めたことは変えたくないんです。そして、幅広く何かを学ぶというより、狭く深く学びたいんです。 そういうつもりで、エリクソンの読書会をやってきて、次から次へとエリクソンの本を取り上げていくつもりでした。 そうして、今回も読書会の本の告知を…

催眠の現象学106 心と無意識は同じなのか、違うのか

心に聞くというやり方は、「心よ…」と呼びかけます。そして、心と無意識はほぼ同じものとして捉えられています。けれど、もしかしたら、心と無意識は重なるにしても、違いはあるのかも知れないなと思ったんです。 ひとつは、友人との対話の中で、友人が「無…

催眠の現象学105 無意識は何も裁かない

私がもっとも赦せなかったのは、原理主義(簡単に言うと、自分たちの教え以外は全て間違っており、自分たちの教えだけが正しいという考え方)です。 どうして、そう思ったかというと、そういう原理主義は、何の差別もなく何も裁かない無意識とは違うと思った…

催眠の現象学104 自己犠牲はかたちではなかった

親も、その後、信じたキリスト教も、私に、自己犠牲を強いてきました。 親は子どもは親のために生きるべきだと教えることによって、キリスト教は人間は神のために自己を犠牲にすることが愛であり美しいものだと示すことによって。だから、FAPや催眠を受けて…

催眠の現象学103 根源的なもの

人は、こうすれば必ずこうなるという教えや原則、公式みたいなものを求めやすいのかもしれません。 私の場合は、過去を振り返ると、それがキリスト教だったわけです。 全ての答えはもう聖書に示されていて、あとはその通り、聖書の言葉通りに従うかどうかと…