無意識さんとともに

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2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

催眠の現象学73 呪いの解除

Aさんは体調が思わしくなく、無気力状態がひどく、布団から起きあがろうにも起き上がれません。Aさんの旦那さんは見るからに優しそうな人で、Aさんを連れてきたのも旦那さんです。 ところが、後から発覚したのは、Aさんの旦那さんは、自己犠牲をしてAさんに…

催眠の現象学72 なんでもありの世界

自分の中に、いろいろなこだわりというか、これはこうでなくちゃいけないというものがたくさんあったんです。 それが、この1年で、急速になくなっていったんです。 例えば、大嶋メソッド以外ダメとか、現代催眠やエリクソニアン催眠はいいけど伝統催眠はダ…

催眠の現象学71 外在化と内省

外在化と内省はどちらも必要であり、その時々においてふさわしいものがあります。 例えば、自分で自分を責めてしまうという責めが止まらない場合、内省ではなく外在化がふさわしいのです。 そんな時に内省しようと思っても、反省になってしまい、さらに自分…

黎明〜鬱からの回復 56 隔ての壁

光の祈りは続く。 「あなたは私たちを選び、あなたの戦士として、あなたの福音を告げるものとしてくださいました。それは、あらかじめ救われることが予定されたものには喜びの福音を告げ知らせ、そうでないものには滅びの福音を告げ知らせるためです。 そう…

催眠の現象学70 支配を脱する唯一の方法

支配しようとしてくる人たちは、どこにでもいます。支配から脱しようとして、逃げても、またそこで自分を支配する人に出会うという不思議なことが起こります。 あるいは、「心よ、支配から私を解放してください」と何度言ったところで、私を支配しようとして…

催眠の現象学69 地殻変動⑸〜乱気流を突き抜けて

そうして、もう仕上げとして、もう一度、友達とFAPをした時に出て来たFAPストーリーはもう明らかだったんです。出て来た主軸コードは、『スペクトラムの色』、これは「正しい、間違っている」の白黒思考しかできなくてストレスになることを意味します。最初…

催眠の現象学68 地殻変動⑷〜ちゃぶ台返し

その前後に、私は親しい友達から、今度、FAPストーリーをいただいたんです。私の偽りの快感のコードは『圧迫』でした。このコードを出すにあたって、友達が見ていたイメージは、私は裸にされ、私の頭の上に涙を流している聖母マリヤ像がのせられているという…

催眠の現象学67 地殻変動⑶ 夢

怒りのふたが外れて、うっすらと、自分の中に蠢く怒り=リビドーの存在を知ったのですが、それがまざまざと示されたのは、夢を通してでした。夢の中で、私はフィリピン人の双子の片割れ、弟でした。その地域では、キリスト教マフィア(実際にあるらしいです…

催眠の現象学66 地殻変動⑵〜再会

私は、このモンスター、性的なものとの闘いに明け暮れていました。 この闘いに勝たななければ、まともな人間、いや、先ほども書いたように実は天使という存在になれないと思っていたのです。 もう、何の色も濁りも持たない、透明な存在、天使になれば、母に…

催眠の現象学65 地殻変動⑴〜怒りのふたを外す

「怒ってるでしょ?」 「怒ってないよ!」こんなやりとりを身近な人として、ついには本当に怒ってしまうんです。そんなことがあったような気がします。もう自分には怒りなんてないと思っていました。 確かに、ネグレクト家庭に育って、小さな頃から怒りを溜…

催眠の現象学65 地殻変動⑴〜怒りのふたを外す

「怒ってるでしょ?」 「怒ってないよ!」こんなやりとりを身近な人として、ついには本当に怒ってしまうんです。そんなことがあったような気がします。もう自分には怒りなんてないと思っていました。 確かに、ネグレクト家庭に育って、小さな頃から怒りを溜…

黎明〜鬱からの回復 55 不協和音

あまりに早く、電話があった2、3日後、光は三重からこちらにやってきた。 私の住んでいるアパートから徒歩10分のところにアパートを借りたのだ。 とりあえずは、どうしても必要な手荷物だけ持ってきて、他のものは後に実家から送ってもらうなり、購入する…

催眠の現象学64 金の針

誰かのためを思ってなされたアドバイスというのは、金の針かもしれません。人からアドバイスされた時、そのアドバイスに違和感があったとしても、自分のためだと思えば、無碍に拒絶するわけにもいきません。 結果、金、つまり自分のためになされたアドバイス…

催眠の現象学63 『靴下』

今日は、ある人に『靴下』というメタファーをもらいました。 昨日、レイキの交流会に行ったのですが、レイキを受ける時、私の頭部と背中は女性が、私の足は男性が担当してくださいました。 その男性の方は「足が冷たいね」というようなことを言っていたと思…

黎明〜鬱からの回復 54 一方的な宣告

私はおずおずと携帯の応答のボタンを押した。 「もしもし」 「ともちゃん」 久しぶりに聞く光の声は妙に明るい。 何だか、別人のようだ。 「今、ひとり?」 「いや…その、藤堂さんと一緒で。今日は他の教会に行ったから」 しどろもどろになりながら、なんと…