人間の3タイプシリーズ
支配者はどこにもいるが、特に宗教団体、また心理学や催眠を学ぶところでは遭遇する確率が上がるらしい。 というのは、支配者の関心は、常に、どうやったらより上手く人を支配することができるかということだからである。 そのために、支配者は心理学や催眠…
虚無の人は、明るい海水の中を群をなして、キラキラと光を反射させながら、右向きに周遊する魚の群れのようだ。 群れの中では誰が誰かに命令するというようなリーダーはいない。 1匹1匹の魚が、リーダーに従うのではなく、他の魚を真似するわけでもなく、…
光の人は鏡だと言った。 私が光の人という言葉から連想するのは、ウルトラマンである。 ウルトラマンはM78星雲にある光の国からやってきた正義の味方である。 だから、光の人と聞くと、そういうウルトラマンのような完全無欠の正義の味方、超人のようなも…
支配者は、深淵という言葉を嫌う。 どうしてかというと、理由は2つあるようだ。 1つめは、支配者は自分の深淵を決して覗こうとしない。覗こうとしないのは、支配者というものは支配することが本質であるから、深淵を覗くことができないのである。深淵がわ…
虚無は光の人に憧れを持っている。反対に、光の人は虚無に憧れを持っている。 言い換えれば、普通の人は例外者に、例外者は普通の人に憧れを抱くということである。 普通の人の本質は、無である。 対して、光の人の本質は、鏡であらわされる。光の人の本質が…
最も多くの割合を占めるのは、光の人でもなく、支配者でもなく、虚無である。 虚無の本質は無であるということだ。 無とは、からっぽ、何もない、無限ということである。 からっぽ、何もないということが、どうして無限ということになるのか? 瓶の中に水が…
支配者とは、支配することがお仕事だと言われる。 そこには、善悪という切り分けは入り込む余地がない。 支配者が悪であって、虚無や光の人が善ということではない。 そういう善悪という切り分けなしに、支配者はただ支配するのである。 支配者が支配する時…