FAP Pre上級講座でもシェアさせてもらったことについて書いておこうと思う。
講座内でのセッションではずっとセラピスト役をやらせていただいたのだが、最後のセッションでは、クライアント役をやらせていただいた。
ジェノグラムやら支配者の特定やらで、時間がなく、最初に悩みを言うのを忘れていた。
そうして、お相手のセラピスト役の方が心に聞いて偽りの快感になっているものを言って下さるのだが、そこで言われたのが、『甘いものを食べさせられて太らされるというマゾヒスティックな快感』だった。
私は思わず、絶句した。
なぜなら、私が言わなかった悩みは『疲れるとついつい甘いものをやめられなくなってしまうということ』であり、
それだけではなく、いわゆるネグレクトで、支配者の母に小さい頃から食事の代わりにお菓子を与えられてきたからだ。
どうしてこんなことがわかるのだろうか?
と思ったが、目の前にいる方が初めて会った方である。
そして、この偽りの快感をコード化して、出てきたのは豚が太らされて最後には殺される『屠殺』だった。
その後、短時間で相手の方に治療していただいたのだが、とにかく、このことが晴天の霹靂のように、私を震わせて、気がつくと、朝痛かった左足首の痛みが消えていた。甘いものに対する欲求もいつの間にかなくなっていた。