無意識さんとともに

https://stand.fm/channels/62a48c250984f586c2626e10

無意識さんとの親しさの中に生きる

無意識さんは、利用すべき力ではなく、ある意味、人格を持っていると、前に書いた。

 

ここまで、長期間ではないが、無意識さんとお付き合いして来て思ったのは、無意識さんは鏡のようでもあるということである。

 

どういうことかというと、こちらの接する態度に応じて無意識さんのこちらに対する態度も変わる、少なくとも変わるように見えるということだ。

 

無意識さんを粗雑に扱えば、無意識さんもこちらをラフに扱ってくるように見えるし、尊敬を持って接すれば、無意識さんも私を尊敬してくるように思える。

 

それは不思議ではない、なぜなら、無意識さんは、私以上の私、本来の私なのだからそれも当然と言えるだろう。

 

そして、無意識さんを信頼して、無意識さんと親しくなろうとすれば、無意識さんも私を信頼して親密な交わりをしてくることになる。

 

そこには、何とも言えない、甘い薔薇のような香りが感じられるほどなのである。

 

まあ、本当のことを言えば、最初から無意識さんは「私よりも私に近い、甘美なお方なのである」が、

決して私を驚かせないように、私と対等な関係を結ぼうとして、私が無意識さんとの距離を詰めた分だけ私に近づくお方なのである。