たぶん、強迫性パーソナリティ障害の気があると思うんです。
できれば、毎日、同じ時間に同じことを同じ分だけ行いたいんです。
そうして、習慣化していくととても安心するのです。
昔、天才バカボンというアニメがあって、バカボンのパパが何時何分に何をするという分刻みのスケジュールを作っていて、最後はトイレに行きたい時にもトイレにも行けずスケジュールそのものが破綻するという内容だったと思うのですが、
分刻みのスケジュールはできないまでも、計画を作ってはうまくいかなくなってまた作り直すということをし続けてきました。
人生には、外から突発的なことが起きるのですから、毎日、同じ時間に同じことを同じ分だけしてせっかく習慣にしても、必ずそう出来ない日があるんです。
また、自分の体調や気力でもできない日が起こります。
そんな時、自分が築き上げた習慣という城が崩壊してしまったような、何とも言えない痛ましい気持ちになります。
それで、当分は何もできなくなり、しばらくすると、またゼロから始めるような気持ちで計画を立てるんです。
そうして、自分の人生、やり遂げたことなんて何もないよなと、自分を責めてしまうんです。
今回も、調子が悪くて、運動するという習慣が崩れてしまい、そういうふうに嫌な気持ちになってなかなか再スタートすることができませんでした。
けれど、この頃は、他のことで何もかも心に聞いてやっているので、そうだ、運動のことも心にいつ、何をどれだけやるのか聞いてみようと思いました。
「心よ、今日は運動するの?」
「心よ、今、やった方がいいの、それとも何時にやった方がいいの?」
「心よ、筋トレをやった方がいいの、それとも有酸素?」
「心よ、どれぐらいやった方がいいの?」
…
すると、心は、日々、その時々で違ったことを返してくれます。
心は神様ではないので、その通りしなかったからといって、何か罰があるわけではありません。
けれど、心の言う通り、やってみると何だか調子がいい、
しかも、自分であれこれ悩んで計画して習慣化して、その通りできないとイライラしてということが、心に聞いて任せてみれば、まるきりなくなることに気づきました。
これはほんとに楽です。
今まで、何を苦しんで自分でジタバタして来たんだろうと思ったりするんです。