無意識さんとともに

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催眠の現象学55 無意識さんと繋がることこそ全て

催眠やら、瞑想やら、レイキやら、いろいろな手法はありますが、根本は、無意識さんと繋がる、深く繋がることだなあと、昨日、あらためて思いました。

無意識さんと深く繋がってさえいれば、どんなメソッドでも、一足飛びに身につけることができます。

それは、もう、傍目から見ていても、ヤバいほど明らかで、『一体、この人、どういうこと?』と思ってしまうほどです。

けれど、逆に、無意識さんと繋がるという中心点を外すと、なかなか練習しても進まない、あるいは、色々なメソッドのコレクターになってしまうこともあるかもしれません。

それだけではなく、無意識さんと深く繋がるなら、色々なメソッドを学ぶだけではなく、自分なりのものを生み出して、無限に展開していくのです。

でも、無意識さんと繋がるというのは、非常に地味なことです。

毎日、トランスの中に入って、無意識さんの中で生活するのですが、それは一部の人が想像するような、ハリーポッターホグワーツ魔法学校で生活するような、ワクワクドキドキの生活では決してありません。

ただ、心は凪になってただ淡々と送る生活です。

けれど、もちろん、それだけではありません。

 

『百尺竿頭、なお一歩を進む』
(百尺(33メートル)もある竿の先にあって、さらに一歩を歩を進める)

普通は、努力の上にさらに努力を重ねて、最高の境地に達するという意味に捉えられていますが、私の解釈は違います。

そんな長い竿の先に立って、なお一歩を進めたら、落下するのです。

単なる努力の積み重ねだけではいけない世界がそこにあるのです。

それは、自分を捨てて、無意識さんの世界に身を委ねるということです。

その時に、あなたの目は無意識さんの目になり、あなたの耳は無意識さんの耳になり、あなたの口は無意識さんの口になり、

あなたは本来の姿になって、あなたを通して、無意識さんの無限の世界が展開していくのです。