無意識さんとともに

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催眠の現象学56 体の呪いを解除する

FAPで大きなトラウマは取り去られて、さらに催眠と自己催眠を学び、心の自由は得たように感じています。

 

けれど、安定してきたとは言え、疲れやすいこと、高血圧、内臓脂肪の数値が高いこと、それから中途覚醒があることなど、体の自由はまだ得ているとは言えないようです。

 

そんなことを思い巡らしているうちに、『砂糖漬け、塩漬け』という言葉が思い浮かんだのです。

 

『砂糖漬け』という方は、去年のFAP上級講座の時に、ある方に偽りの快感の特定で、出していただいたものです。

 

実際に、実家の食生活は、砂糖漬けと言われてもおかしくないものでした。

 

母親は、幼い私に、白と緑のマーブル模様の缶を持たせて、そこにビスケットやら飴やらチョコレートやらを入れて、ご飯がわりにお菓子を食べさせていたのです。


さらに、食事が出ることがあっても、今度は、大辛と呼ばれる、塩が吹き出たような鮭に、おしんこには醤油をドバドバかけ、さらに、出汁を使わず、味噌そのものを飲んでいるような味噌汁など、塩漬けと言ってもいいような食事だったのです。

 

そんな食生活のせいか、父は55歳で糖尿病で亡くなり(母は父が糖尿病にかかってなお、糖分たっぷりの食生活をやめませんでした。そのため、親戚には、母が父を殺したと言われています)、母自身も、糖分の摂りすぎで、認知症になったのです。

 

その影響は私にも及んでいて、体重は数年前に痩せるまで、70〜80キロ台、血圧は、もうすでに10代の時に、上は130、下は90台でした。

 

母の支配は、今、ここでは繰り返しませんが、精神的なものが大きく、今まではそのことばかり注目していました。

 

けれど、そういう精神的な支配があまり感じられなくなった今、俄然、この『体に対する呪い』を解除したいという気持ちが湧いてきたのです。

 

お袋の味という言葉がありますが、お袋の味が『砂糖漬け、塩漬け』で自分の体を破壊するものというわけです。

 

そして、心に聞いている時は、この『砂糖漬け、塩漬け』の食生活から離れていますが、弱っている時は、『砂糖漬け、塩漬け』の食事に戻って、砂糖たっぷりの食べ物と、さらに塩っからい食べ物を交互に食べると、母の子宮に戻って、永遠に眠り続けることができるような感覚に陥るのです。

 

この体から入ってくる支配も根こそぎ取り去って、精神のみならず、体も自由になろうというのが、今の課題です。