無意識さんとともに

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催眠の現象学97 心に何でも聞く

最近は、何でも心に聞くようになってきています。


例えば、モーニングルーティーンとして、以前は、朝起きると、支配と邪魔の排除から始まり、マインドフルネス瞑想、自己催眠、浄心呼吸+発霊法、セルフレイキとやっていたし、やらなければ気が済まなかったのですが、

この頃は、支配と邪魔の排除以外は、何をどれぐらいやるのと聞いて、それだけをやっています。

すると、明らかに、気持ちがいいようです。

他のことも、例えば、食べるもの、読む本、飲むサプリなども心に聞くようになってきています。

前は、これがいいという情報を読んだり、聞いたりすると、自分に何がいいか、それなりに考えて、そうして、毎日同じようにできるようにルーティーンを組み立てていました。

そうして、その頃は、心に聞いても、「自分で考えて決めたらいいよ」と言われることが多かった気がします。

ところが、今回、調子を崩した経験を通して、自分でいかに慎重に考えたとしてもその自分の判断がいかに当てにならないか、思い知りました。

考えるという時に、基準となるのは科学的かどうか、人が試してみてどうかなどですが、いかに科学的であっても、また他の人に合っていても、また、自分に合うかどうかはわからないのです(だからと言って、科学的であること、また評判を無視するわけではなく、それらはただ参考に過ぎないということです)。

究極のところ、私のことは私の心にしかわかりません。

また、私は、毎日、同じことを変えずにやり続けたいと思っている(強迫性パーソナリティ)のですが、

これもまた、心と体の調子は絶えず変わるので、昨日、自分にとって良かったことが、今日の自分にいいかもわからないのです。

今日の、あるいは今の自分にいいことも、自分の心に聞いてみないとわかりません。

ただ、以前に、心が自分で考えて決めたらいいと言っていたこともその時の私には適切な言葉だったようです。

その時の私は、キリスト教の影響で、心=神様と捉えがちで、心の言うことは神様の言うことのように、全部、従わなければならない、従わないと悪いことが起きるとどこかしら思っていたからです。

けれど、時至って、そんなことは全くないと分かり、そんな今の私だからこそ、今度は心に何でも聞くことの大切さがわかったのかもしれません。