さて、いよいよ、心に支配者の支配や邪魔を排除してもらうことについて書きたいと思います。
あちらこちらで、方法自体は書いていますが、知らない方もいると思いますので、労を厭わず、まず、方法を書きたいと思います。
声を出してでも、心の中でも構いません。
自分の心に呼びかけます。
① 「心よ、私とあなたの間に支配と邪魔はありますか?」
そして、YESならば②にいきます。NOならば終了なのですが、最初のうちは、本当にNOということはまずないでしょう。
心ではない支配者が心のふりをして、支配と邪魔の排除を妨げていることが考えられるかもしれません。
だから、この場合は
①' 「心よ、本当に、私とあなたの間に支配と邪魔はないのですか?」
と聞いてみましょう。
② 「心よ、私とあなたの間で支配し邪魔をしている人は誰ですか?」
言葉でも、イメージでも浮かんで来た人を特定します。
③ 「心よ、〇〇さんからの支配と邪魔を排除してください。排除したら教えてください」
「教えてください」と言っても、返事はすぐにある場合もありますし、場合によれば、何ヶ月もない場合もあります。そこは、自分の心に任せます。
「排除したよ」という返事があったら、①に返って、他に支配と邪魔はないか確かめて、あれば同じことを繰り返していき、支配と邪魔がないところまで続けます。
これが一連の手順です。
特に、「心よ」というタグが何よりも大切です。
このタグがないと、容易に支配者の脳のネットワークにつながってしまいます。
「無意識さん」でもいいと思います。「光よ」という人もいるようです。
ただし、「神よ」とか「神様」は、前にも触れたように、特定の宗教を信じていようが信じていまいが、100%、支配者につながります。
ですから、「心よ」と呼びかけることが大切なのです。
この、心に支配と邪魔を排除してもらうことは、心の声を聞くことの準備段階のように考えている方が多いようです。
ただ、私は、実は、これこそが心の声を聞くことそのものよりも大事だと思っています。
特に、鬱などからの回復のためには、この「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」は食事や睡眠と同じぐらい、もしかしたら、それ以上に大切なのかもしれません。
ここを徹底するかどうかが、回復の分水嶺になるのではないかと思っているのです。
どうしても、「心の声を聞くこと」に気を取られてしまって、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」が通り一遍のものになってしまう傾向はあるでしょう。
もしかしたら、「心の声が聞くこと」ができるようになったら、もう「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」がいらないと思ったり、
最初から「心の声が聞くこと」ができさえしたら、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」はいらないのではないかとさえ、考える向きがあるかもしれません。
しかし、私はそこが盲点だと考えます。
「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」は「心の声を聞くこと」よりも遥かに重要です。
いや、FAPや催眠や自己催眠、呪文、遺伝子コードよりも何よりも重要だと思っています。
これなしには、他の何をしたとしても、同じところをぐるぐる回る可能性があるかもしれません。
けれど、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」さえやっているならば、他の何がなくても、少しずつであっても着実に回復していきます。
というのは、支配者=親なるものは、他の何よりも、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」をさせたくないからです。
これをされてしまうと、支配者=親なるものとのつながりが切れてしまって、回復されてしまうのです。
「心の声を聞くこと」ならば、支配者は心になりすまし、支配される人を欺き続けることができます。場合によったら、未来のことや他人に関することを言い当てさせて、もっと強力に支配することさえできるかもしれません。
だがしかし、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」を続けられると、臍の緒が切れて自分の手の届かないところに行ってしまうのです。
支配者が最も嫌がること、すなわち、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」、このことが何よりも効果的であり、私が早く回復した秘訣です。