(以下はあくまでナラティヴです)
回復するのに、3つのことが必要です。
それは、支配とトラウマと(トラウマによる)反応からの解放です。
支配からの解放をするのは、「心に支配と邪魔の排除をしてもらうこと」であり、
トラウマからの解放をするのは、FAPなどのトラウマ治療であり、
反応からの解放をするのは、エリクソニアン催眠や自己催眠などの無意識の活性化です。
この3つの関係を考えてみたいと思います。
ステージと場合に応じて、この3つのものは4つの様相を示してきます。
①
最初のステージでは、何よりも支配からの解放が大切になってくると考えることができます。
なぜなら、支配によって心がブロックされていると、無意識が起動されにくく、トラウマからの解放と、反応からの解放が困難になるからです。
そういう意味では、この3つは3つの鎖の結び目と言えるでしょう。
支配の鎖がまず解けなければ、心のロックが解除されず、心のロックが解除されなければ、次の鎖の結び目であるトラウマから解放されることも、さらに次の鎖の結び目である(トラウマによる)反応からも解除されることも難しくなります。
そういう意味では、まず、何よりも、支配からの解放を徹底して、「心に支配と邪魔の排除をしてもらうこと」が必要になってきます。
自分の記憶では、朝、昼、晩と、とにかく、「心に支配と邪魔の排除をしてもらうこと」をしていました。
加えて、あくまで補助的に「PYYの還元」(人とのしがらみを断つ遺伝子コード)や「ネットワークの切断」の呪文も、暇さえあれば唱えていました。
(私の時はなかったのですが、「母親破壊」の呪文も、強力です)
そうやって、まず、エネルギーを分散しないで、集中的に、支配の鎖の輪を緩めることは、場合に応じて、特に最初のステージでは何よりも大切になってくるでしょう。
②
そうして、支配の鎖の輪が緩んできたら、次のステージに向かいます。
ここでは、3つのことは、それぞれ違うことなのですが、全く別のことではないと考えることができます。
そういう意味では、この3つは三重の同心円ということができます。
一番内側が、支配(からの解放)であり、次にトラウマ(からの解放)、そして(トラウマによる)反応からの解放と続きます。
そして、支配から解放されるためには、原則的には、続けて「心に支配と邪魔の排除をお願いすること」が大切です。
ただ、トラウマからの解放も、反応からの解放も支配からの解放を含んでいます。
ですから、ひとつが終わってから次に移るというものではなく、支配から解放されればトラウマや反応からの解放も進みますし、トラウマから解放されれば支配や反応からの解放も進みますし、反応からの解放が進めば支配やトラウマからの解放も進むというように、相互的なものなのです。
私の記憶を思い出してみると、「心に支配と邪魔の排除をしてもらうこと」をして支配からの解放が進めば、さらに心を開くことができるようになってFAPを受け、FAPをしてトラウマからの解放が進めば、さらに没入できるようになって催眠などの無意識の活性化をし、無意識の活性化をして反応から解放されれば、さらにエネルギーが湧いて「心に支配と邪魔の排除をしてもらうこと」ができるようになるということを繰り返していました。
(と言っても、この3つが必ずしもスムーズに進んだわけではありませんが)
支配からの解放→トラウマからの解放→反応からの解放→支配からの解放…というように進んでいくわけです。
と言っても、同心円の中心部に支配からの解放があるように、支配からの解放が最重要であることは変わりません。
③
そこから、解放が進んでいくと、支配とトラウマと反応の3つの関係も変わるのかもしれません
まだ3つは絡みついているのですが、どれかひとつの輪が切れてしまうと、後の2つの輪はバラバラに解けていきます。
私は、今も、歯を磨くように、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」を続けています。
そうすると、輪が切れて、単なるバラバラの3つの円になり、それらが絡まり合ってお互いを強化することはなくなり、支配、トラウマ、反応とただそれだけのものになっていきます。
④
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こうなったら、後は、「心に支配と邪魔を排除してもらうこと」、FAPなどのトラウマ治療、催眠などの無意識の活性化によって、円はますます小さくなっていくだけです。