無意識さんとともに

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催眠の現象学5 無敵の自己催眠

自己催眠にも慣れてきて、今は数分あればトランスに入れるようになってきました。
そして、何をするにも自己催眠という感じになっています。

人と会う前に自己催眠、疲れたら自己催眠、寝るときは自己催眠という具合です

自己催眠でトランスに入れば、まるでシャワーを浴びるように、自分に付着していた思いや支配や嫉妬などが流れ落ちて、素のままの自分で無意識さんに対面します。

これを無数に繰り返しているうちに、自分の中の恐れがめっきりなくなってきていることに気づきました。
恐れとは、支配者とか支配に対する恐れです。

前は、支配者からは一目散に逃げて、できる限り関わらないようにしていたし、支配が及んでいると思われるものにもなるべく触れないようにしていました。

けれども、自己催眠がある今の自分には、支配者といっても決してものすごい力を持っているものではなく、支配がお仕事のただの人間だし、支配に触れても自己催眠で無意識さんのシャワーを浴びればいいだけのことです。

支配者も支配も、大したものではないようにしか思われなくなっています。

それだけではありません。
このシャワーを浴びることが気持ちよくて、癖になってしまうと、支配者に会ったり、支配の場に身を置いても、支配は自分に決して突き刺さらない感じがするんです。

まるで、心と体に無意識さんの油がコーティングされているように、支配や支配しようとする言葉がつるんと当たっても何の衝撃も与えずそれていってしまうかのようです。

そんなことを経験すると、何だかとても面白くて、痛快で、自己催眠で無意識さんに浸るのが余計に楽しくなってくるのです。
外も内も、空は青く、太陽は輝いていて、『これがあれば、何があっても大丈夫』と、ついついそんな気持ちになってしまうのです。