ある人への返事として書いた文章です。
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おっしゃる通りですね。
心を緩める催眠(現代催眠、エリクソニアン催眠…)もあれば、
体を緩める催眠(レイキ、気功、ヨガ、各種ボディワーク…)もあると思っているのです。
もちろん、心と体はつながっているので、心を緩めれば体も緩むし、体を緩めれば心も緩む。
そうであっても、メインターゲットをどこに置くか、心に置くか体に置くかで変わってくるのかもしれません。
体を緩める各種手法を催眠と言ってしまうのは抵抗をお持ちの方もいるでしょう。
けれど、催眠で心を緩める時、トランス状態になって心が無重力状態になったあの状態と、
各種手法で体を緩める時、体の緊張が解けて脱力してバランスががとれている状態は、
対象こそ違っても、ほぼ同じもののような気がするのです。
ですから、体の催眠と言う言い方を自分はしているのかもしれません。
「緩む」というのは本当にキーワードですね。
心であっても、体であっても、双方にまたがる領域であっても、余計な力が抜けて、緩んだ状態、ニュートラルな状態、それが、本来の心、本来の体、本来の自分なのだと思います。
そんなところを、私が思い描く催眠は目指しているし、それは心も体も両方を含むものだと思っています。