無意識さんとともに

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催眠の現象学166 母親

そういえば、少し前、ここのところ、受けていたカウンセリングの最終回でした。 

 

今まで、母のイメージは、直接的な支配者→間接的な支配者→ただの人と変わってきたんですが、また変わったようです。 

 

ネグレクトせし母より般若の面は落ちて蒼き少女現る 

 

もう母は亡くなっているが、小さな頃からネグレクトを受けた私にとって母は鬼のような、自分の子供を食べる鬼子母神のような存在でした。 

 

いろいろな心理療法を受けて、そのイメージは和らいでいったんですが、それでも完全に拭い去ることはでき
ませんでした。

 

けれど、ハコミのワークショップで、生まれて初めて人間っていいね、人間って尊い、人間に生まれてよかったと思えたんです。 

 

そうして、カウンセリングを受けている最中に、大きなターニングポイントがやってきました。

 

 記憶なのかどうか、赤ちゃんの私は母に抱かれていました。 

 

私は赤ちゃんの時は可愛かったらしいです。 それで、近所の人たちが、次々に、私を見て、母に「可愛い赤ちゃんね、女の子?」と聞いてきます。 

 

赤ちゃんの私が見上げると、母は目を細めてうれしそうに笑っています。 

 

その顔は少女の顔… 母は、私を愛していなかったわけではなかった、母は未熟で、まだ少女のようで、でもその未熟な愛で、あまりにも不完全な愛で私を愛してくれていたと感じたんです… 

 

「もう、お母さん、私はあなたの愛は求めません。

私は私のことを愛することができますから。

でも、お母さん、どんな不完全であったとしても、私の求めるものと違っていても、私を愛してくれてありがとうと、

今は言いたいのです。」

母は今はもう亡くなっているが、この言葉を心から伝えたいのです。