無意識さんとともに

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パーツセラピー(IFS)について3〜いろいろなパーツ

それから、私はほぼ毎日のようにパーツセラピーを続けました。

最初は、左胸のアリスさんだけでしたが、内側を感じていくといろいろなパーツが現れて、パーツの数は増えていくのです。

(ここでも、フォーカシングとの違いがあります。フォーカシングでは、言葉やイメージや身体感覚以前のもやもやしたもの、つまりフェルトセンスを見つけます。つまり、フェルトセンス自体は言葉でもイメージでも身体感覚でもないのです。
ところが、パーツは、言葉でもイメージでも身体感覚でも思考でも感情でも、どれを使ってもいいのでそれらに現れているパーツを見つけるのです。パーツは、言葉やイメージや身体感覚や思考や感情とほぼイコールにつながっているように感じられます。表現しきれていないかもしれませんが、ここが大きく違っているところです。)

私の場合、どんなパーツが出てきたかというと、

(  )はそのパーツが持つ感情や感覚、役目を表しています

1 下腹部に人と繋がりたいロケットのようなパーツ(こわい)

2 横隔膜を締め付ける抑圧する鍵付きの鉄の輪のようなパーツ(苦しい)

3 横隔膜の上で監視するピラミッドのてっぺんに目がある神のようなパーツ(窮屈)

4 心臓に愛するエネルギーで人の心臓とつながろうとするパーツ(望み)

5 第1チャクラから根を伸ばし上に向かって生えている樹木のような生命力のパーツ(安らぎ)

6 左胸の恐れ心配する髪の長い浅黒い肌の女性のパーツ=アリスさん(干渉)

7 右胸の孤独であたたかい人との交わりに飢えているマッチ売りの少女のようなパーツ=ヨウコさん(孤独)

8 背骨で照らし温める太陽のようなパーツ

9 左の首から肩で金属の輪っかのようにキューキューと音を立てて締め付けるパーツ



(今、思うと、これらは全部パーツなのかわからないところもありますが、その時はパーツだと思って対応していました)

その後もパーツは増え続けます。そのパーツと会話をしていくのです。

さらに、新しく出てきたパーツとの対話の記録を例として記してみます。

10 人を批判するパーツ

胸の中の黒い、トゲトゲを持った塊

A 何か伝えたいことはありますか?

B やられる前にやれということ

A やられる前にやれと感じている

B そう、そうしないと自分が傷つけられる

A そうしないと自分が傷つけられる感じ…あなたは私を守ってくれているんだ

B そうだよ、そうしないと、幼いお前はボロボロにさせられるからな

A そうしないと、幼い私はボロボロにさせられる感じ

B 今までそうやってお前を守ってきた

A 私のことを何歳だと思っていますか?

B 5歳の坊やだよ

A 今は5歳じゃなくて⚪︎⚪︎歳ですよ

B 驚いた、いつの間にそんなに年取ったんだ

A 私を見てくださいよ、ほら

B 確かに5歳には見えないな…立派な老人だ

A そうですよ

B なら、もう俺がお前の尻拭きをするのは必要じゃないな

A そうです、自分の尻ぐらいは自分で拭けますよ

B だな、ちょっと過保護だったみたいだな

(胸の中の黒い、トゲトゲを持った塊は小さくなった感じ)

A 私に必要なことはありますか?

B ないよ、自分のことは自分で面倒見ろよ

A また来ます、ありがとうございます

B こっちもまた会えるのを楽しみにしてるよ、じゃあな

 

11 まじめくさったパーツ

胸の奥深くのところ

しゃちほこばった男性

 

A こんにちは

B(眉根に皺を寄せる感じで)こんにちはじゃない、おはようだろ

A これは申し訳ありません

B 謝ってくれるならいい、これからは間違いないようにな

A すみません、ところで私に何か伝えたいことはありますか?

B(顎に手をやって)そうだな…もう少し真面目に生きた方がいいな

A あなたは私がもう少し真面目に生きた方がいいと感じている

B そういうことだ、じゃないと道を踏み外すからな

(真剣に見つめる感じで)

A ありがとうございます、私のことを真剣に思ってくださっているんですね

B そうだよ、今までもそうして来たんだからな

A ところで、私の年齢はご存知ですか?

B 小学生だろ、知ってるよ

A いや、恥ずかしながら⚪︎⚪︎歳なんです

B えっ、⚪︎⚪︎歳。もうそんなに人生があるわけじゃない

A そうかもしれません

B それなのに、そんなに肩に力を入れて生きるのはどうなんだろう

(彼自身が自分の肩にそっと手を当てた)

A どうなんでしょう

(私も肩の圧迫を感じて…少し緩んで…そこに固まっていたエネルギーが解けて広がっているような感じ)

B もうちょっと気楽に、楽しく、笑って生きろよ

A そうですね

B 私もそうするから

(男性はニヤリと笑う)

A 今までありがとうございます

B うん、ああ、行っていいぞ

A また来ます

B そんなにこなくていいから…楽しくやれよ

A はい、さようなら

とまあ、こんな感じです。
こんな感じで次々、いろいろなパーツが出てきます。
パーツはそれぞれ、違った性格や個性、性別、場合によって人間でないものもあります。
日々、それらと対話して親しんでいきます。
それから親しんで何をするかというと…そこが大事なところなのですが、それは次回に書きたいと思います。

(続く)