ずっと前に瞑想をするようになって、さらに無意識さんを知って臨床催眠講座も受けるようになって、常に頭の中にいつも「醒めたような感覚」がある。
これはメタ認知と呼ばれるものであるかも知れないし、そうでないかも知れない。
とにかく、頭の中の「醒めたような感覚」が自分や人の言動や感情などをただただ観察しているのである。
一定の距離を持って観察している。
そこには、いわゆる共感もなければ、愛もなければ、何もない。
ただただニュートラルであり、無色透明な眼差しがあるばかりである。
そして、この眼差しが自分を見つめていると思うと、心は静まり、落ち着いてくる。
すべては、ただ「それだけのこと」にかえっていく。私はただ「あるがままの人間」に還り続ける。