無意識さんとともに

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支配者の作る組織

どうやら、エネルギーヴァンパイアというのは、個人の話だけではないようだ。

集団というのも、個人よりもっと強力なエネルギーヴァンパイアになり得る。

普通の集団でも、大島先生が言うように、262の法則というものがあって、上位2割のエリート、6割の普通の人、そして下位2割の人と分けられて、下位2割の人が上位2割の人のストレスを請け負って、エネルギーを奪われて全く動けなくなってしまう。

これは、学校のカーストがあるクラスだとか、会社だとかに典型的に見られる。

けれど、支配者が作る集団というのは、それとはまた違うのかもしれない。

支配者は、人に万能感を持たせることで取り込んで、競争させて、自分のコピーを作っていく。しかし、支配者のコピーには出来不出来がある。そうして、よくできたコピーは支配者に近い上位に位置し、不出来なコピーは支配者から遠い下位に位置する。そうやって、ピラミッド状に組織が形成される。より上位のものはより下位のもののエネルギーを吸い取る。

また、全くコピーにならないものは、ミイラになるまで、エネルギーを吸われて、放り捨てられるだけである。放り捨てられたら、にべもなく忘れ去られるだけである。

普通の集団と違うところは、支配者のコピーが作られていくという点である。

これは、宗教の集団などによく見られる。
そこに取り込まれた人たちは、教祖や指導者に知らず知らず、顔つきまでも似たものになっていくのである。