「コア・トランスフォーメーション」(春秋社)のコア・ステイトエクササイズを5ステップまでやってみました。
1 取り組むパートを選ぶ
1-a 何かも虚しく感じてしまうという自分の中のパートに取り組みたいと思いました。
パートを体験し、受け入れ、歓迎する
1-b 身体が霧のようになって消えてしまうような感覚を感じました。そのパートを受け入れて歓迎しているうちに、霧がぼうっと光る感覚がありました。
2 最初の達成目標を発見する
2-a 「あなたは私のために何を望んでいるのですか?」
完全さを望んでいるという答え。身体が枠の中に入れられているような感覚を感じます。
3 達成目標の連鎖を見つける
3-a 「あなたが完全なら、望み通りに完全なら、そのことを通して、あなたが欲しいと思うもっと重要なことは何ですか?」
「私は完全であるなら、満ち足りていられる」
光がもっと強くなってような感覚を感じます。
3-b 「あなたが望み通りに満ち足りていられるなら、そのことを通して、あなたが欲しいと思うもっと重要なことは何ですか?」
「自由に空を羽ばたくこと」
パートが白い鳩になって青空を飛び回るイメージが浮かびます。
3-c 「あなたが望み通りに空を羽ばたくような自由でいられるなら、そのことを通して、あなたが欲しいと思うもっと重要なことは何ですか?」
「ただあること」
微笑んで宇宙の中にただあるイメージが浮かびます。
4 コア・ステート〜内なる源泉に到達する
4-a 「あなたが望み通りに宇宙の中に微笑んでただあるなら、そのことを通して、あなたが欲しいと思うもっと重要なことは何ですか?」
「もはや軽さも重さもなく、脱力も力みもなく、不動のバランスと心地よさ」=コア・ステート
5 コア・ステートを維持して達成目標の連鎖を逆戻りする
5-a 「不動のバランスと心地よさがすでに自分の在り方であるなら、物事はどのように変わりますか?」
「自分も光、物事もまた光という感覚を感じます」
5-b 「不動のバランスと心地よさがすでに自分の在り方であるなら、ただあることはどのように変わりますか?」
「あることが全体に広がり、結びつけられ、浸透するイメージです」
5-c 「不動のバランスと心地よさがすでに自分の在り方であるなら、空を羽ばたくような自由はどのように変わりますか?」
「すべてが自由であることという感覚です」
5-d 「不動のバランスと心地よさがすでに自分の在り方であるなら、満ち足りることはどのように変わりますか?」
「すべてが一瞬ごとに溢れているイメージ、プレローマです」
5-e 「不動のバランスと心地よさがすでに自分の在り方であるなら、完全さはどのように変わりますか?」
「もうすでに完全」
元の状況を変える
5-f 「不動のバランスと心地よさがすでに自分の在り方であるなら、何もかも虚しいという感じはどのように変わりますか?」
「強く光り輝く虚しさ。光は闇によって知られる、虚しさを自分の仲間として抱きしめるような、そんな思いが出てきます」
コア・トランスフォーメーションエクササイズは、宗教が信仰によって目指しているところを、信仰なしに到達するものだと書いてありましたが、まさにそうだと思いました。
コア・ステートを信じるのではなく、体験することがこのエクササイズでできるという感じなのです。