無意識さんとともに

https://stand.fm/channels/62a48c250984f586c2626e10

催眠の現象学149  意識モードと無意識モード

無意識が⭕️で、意識が❌というふうに今まで思い込んでいたところがありました。

だから、無意識になればなるほどいいと考えていたわけです。

けれど、無意識というのは無意識の6層でも書いたように、多層的なのです。

同じ無意識という言葉でも、無意識に何かしてしまうということと無限の智慧と力を持っている無意識さんでは全く意味合いが異なります。

けれど、その両方が同じ無意識という言葉でまとめられているのです。

だから、無意識には層があると言ってもいいわけです。

意識を緩めて、無意識になっていくと、無意識さんに近づいていくのは確かなのですが、同時に、無意識に、つまり自動的に何かをしてしまうということが多くなります。

つまり、無意識の浅い層にある抑圧や葛藤や怒りなどがそのまま言動に現れやすくなります。

それもまた無意識のなせるわざなんて思っていたんですが、そういう抑圧や葛藤や怒りなどがそのまま言動に現れると、時には人間関係を破壊することがあります。

そして、意識レベルが下がっているので、意識がそれらにブレーキをかけることができません。

ここでハッと何かがおかしいと思うようになりました。

何もかも意識が❌で、何もかも無意識が⭕️ということではないのではないかと思い至ったのです。

エリクソンは無意識を強調しましたが、エリクソンの弟子であるギリガンは意識の役目も強調し、意識は光であると言っています。

また、吉本武士先生も、意識と無意識の統合と言ったのであって、何もかも無意識と言ったのではないのです。

つまり、意識には意識の役目があり、無意識には無意識の役目があるという、ごく当たり前のことに気がついたんです。

例えば、今、フォーカシングやアサーション(コミュニケーショントレーニングの一種)を学んでいますが、それらはある意味、意識を用いなければ使うことができないものです。
実は、意識モードと無意識モードを切り替えることが重要なのではないか、そんな気がしているのです。